執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
3月6日(金)、7日(土)開催予定のCEF2020※についてご案内いたしましたが、
本日、主催者から開催中止の連絡がありました。
詳しくは、以下のURLにアクセスしてください。
https://www.cef2020.com/
全国の就労支援のトレンドを感じることができなくて残念ですが、
皆さまのご健康と新型コロナウィルス終息が一日でも早くなることを祈っております。
※CEFとは、Conference of Employment Firstの略で、質の高い障害者雇用を考える会議という意味です。CEFは、2019年度から開始し、今年で2年目の開催となります。
CEF2020では、障害者雇用や就労支援のあるべき将来に向けて、本質を確認し、具体的な方法や技術について情報を交換し、制度や施策について考えます。
開催日は、2020年3月6日(金)13:30~3月7日(土)16:00です。
場所は、大妻女子大学多摩キャンパスで企画されていました。
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
紅葉がなかなか進みませんが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
11月、12月は、企業で障がいのある人の支援を担当する企業在籍型職場適応援助者や障害者職業生活相談員の養成研修・資格認定講習の一部を担当いたします。
企業在籍型職場適応援助者は、企業に在籍し、同じ企業に雇用されている障害のある労働者が職場適応できるよう様々な支援を行います。養成研修では、ジョブコーチ支援の基本的な考え方や役割の講義だけでなく、支援技術の講義と演習を通して、理解を深めます。ジョブコーチ支援を学びたいという企業のニーズは年々高まり、養成研修の回数も増えてきております。
今回私は東京で行われる養成研修で、職場のアセスメントや職務再構成について講義します。
企業在籍型職場適応援助者養成研修演習の様子
※厚生労働省 職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/06a.html
障害者職業生活相談員は、厚生労働省令で定める数(5人)以上の障がいのある人を雇用する事業所において選任(障害者の雇用の促進等に関する法律第79条第1項)される相談員です。職業生活相談員は、障がいのある人の職業生活全般の相談、指導を行うことにより、障がいのある人の職場適応の向上を図り、その有する能力を発揮できるよう障がいのある人の特性に十分配慮した雇用管理を期することとされています。
今回私は甲府で行われる資格認定講習で、職場での調整や意見交換を担当します。
障害者職業生活相談員資格認定講習の様子
※厚生労働省 障害者の雇用の促進等に関する法律の概要
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/shougaisha_h25/index.html
障がいのある人の雇用に取り組む企業・事業所が増え続け、職場で指導等を担当されている方々も多くの経験を積んできております。私自身も支援者として、多くの企業の方々と共通言語を持ち、ともに経験を積む中で課題やミッションに取り組んでまいりました。企業の抱えている文化や風土、目的や業務など、企業同士で同じものは一つもありません。企業に対しても、個別性を大切にしながら、その環境にいる人たちと共に課題解決を考えていけるような関係を築き続けていきたいと思います。
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
大妻女子大学多摩キャンパスで行われているJC-NETジョブコーチ養成研修に来ております。
今回は45期生とのことで、訪問型と企業在籍型の数が同数とのことです。
支援に携わる人材育成について、企業のニーズの高さが伺えます。
久しぶりに山梨からの参加者もおり、大変嬉しく思います。
JC-NETジョブコーチ・ネットワークでは、企業在籍型のみの研修も企画されております。
私は、従来どおりの訪問型と企業在籍型が意見交換を行える形式を経験しております。
自分の経験している形式がよいと感じていますが、
企業在籍型のみですとより情報交換が盛んに行われるかもしれません。
どのような雰囲気になるのか、楽しみにしております。
今回は、「障害特性と職業的課題」と「アセスメントの視点と方法」についてお話しました。
45期の皆さまのおかげで「おもしろい」と言っていただける講義(存在?)になりました。
名刺交換・意見交換、演習などを通して、以下のことを感じることが年々増えてきております。
研修の内容について、組み立てのお手伝いをしておりますが、
急速に変化していく社会状況を取り入れながら、本質を変えずに意見交換を続けていきたいと思います。
45期の皆さま、講師・トレーナー・事務局・学生ボランティアの皆さま、お疲れさまでした。
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
福島就業支援ネットワークの皆さまに誘われて、会津若松に来ております。
研修後に行った鶴ヶ城です。
キリン福祉財団助成事業「JC-NET発達障害者就労支援セミナー」のお手伝いをしました。
演習では「難しい」という表情の方が多かったように思いますが、
まとめの際に「なるほど」という表情に変わっていったのが印象的です。
福島は就業支援のネットワークがある地域です。
地域が一つになって、このような研修を展開していること、とても羨ましく思います。
また来年は東北で継続して研修を行うため、見学に来られている方がおりました。
私もナカポツをはじめた頃は、埼玉や長野などの地域の研修を見学して歩いていたことを思い出します。
支援者にとって、地域や全国の仲間、先駆的な取組みと基礎を押さえた研修、長期的な視点と継続した取組みが必要です。
私も頑張りたいと思います。
前回は須賀川でしたので、ウルトラマンのグッズをたくさん購入しました。
今回はアカベコグッズを購入しました。
参加された皆さま、福島の皆さま、ありがとうござました。
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
ラジオで障害者雇用をめぐる現状と課題についてお話してきました。
聞き取りは、山梨学院短期大学保育科教授の樋川隆先生がしてくださいました。
樋川先生のおかげで1発OKでした。上手なリードでありがとうございました。
雇用率の問題が明らかになって、すぐの収録でした。
雇用率の問題が発覚する前から、私は雇用率の数値より、その人にとって働きやすい・働き甲斐のある職場であるかという質を気にしております。
そのためラジオ用のシナリオは変更することなく、収録を行いました。
人的・物的な環境整備を絶えず行い、障がいのある人とともに環境も変容していくのか職業リハビリテーションの考え方です。
雇用率の問題が起きてしまった職場環境においては、環境整備のための仕組みを作っていくことが大切だと思っています。
障がいのある人をはじめ多様な人々が、共によりよく働ける環境を作っていくという、新しい価値観が社会に根付くようできることをやっていきたいと思います。
雇用率の問題については、継続して皆さまと整理していきたいと思います。
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
山梨県立図書館で開催された「おやラボ」の夏フェスに参加してきました。
「おやラボ」とは、山梨県内で同じ立場の親が繋ぎ役となり、親子を取り巻く良い環境づくりを目指している山梨県障害児家族会ネットワークの通称です。
夏フェスでは、専門職や有識者、事業所などの立場でブースが設置されておりました。
私は、精神保健福祉士や就労支援、大学などの経験から、相談者の話を聞きました。
相談に来られた方が住みやすい環境を共に作っていきたいと思いました。
私も「おやラボ」の皆さまと同じ目標を持っております。
定期的にこのような会が開催されていること、とても心強く思います。
おやラボの皆さま、これからの活動を応援しております。
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
私の青春の地(いい方がおじさん臭い)、仙台に来ております。
仙台の就労支援仲間から依頼があり、研修のお手伝いをしております。
仙台では、就労支援が盛んですが、新しい事業所や経験の浅い支援者も多く、
就労支援のアセスメントについて、共に研修を組み立てて欲しいとの依頼でした。
地元の事例をもとにして、事例から学ぶ形式で研修を進めました。
面接や行動観察等で得られた情報を収集し、自分で解釈をしながら、課題を整理し、
支援を組み立てることを一つの事例から学びました。
アンケートでは、良かったという意見が多かったのですが、
もっと時間が欲しかったというお言葉もありました。
事前に主催者のニーズと参加される方の属性等を検討して、
効果的な研修を考えて実施しました。
研修の効果について分析するため、今回は追跡調査を行っています。
支援者としてよりよい支援が提供でき、質の高い就労支援が展開されていくよう
私も協力していきたいと思います。
参加された皆さま、仙台の皆さま、ありがとうございました。
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
札幌の就労支援の仲間から、8月の職リハ学会の案内が届きました。
2018年8月24日(金)・25日(土)、北星学園大学で開催されます。
テーマは「障がい者雇用・就労の差別解消に向けて、これまでの10年、これからの10年」です。
山梨からは遠いですが、関心のある方は案内ページをご確認ください。
http://www.shokuriha-hokkaido.com/
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
平成30年3月10日(土)、11日(日)、大妻女子大学多摩キャンパスで「JC-NET会議」が開催されました。
私は「入門講座1」と「ワークショップ2」をコーディネートしました。
入門講座では、福島県、石川県、鳥取県の登壇者から「アセスメント」を中心にした事例発表を行いました。
ワークショップは、北海道、東京都、大阪府の登壇者から、「精神障害者の就労支援の押さえどころ」について、最近の実状と就労支援のプロセスに沿った支援事例からポイントを押さえていきました。
それぞれの登壇者からの感想がJC-NETジョブコーチネットワークのホームページから確認できます⇒ https://www.jc-net.jp
今年はファイナルと銘打ち、参加者からは残念がる声をたくさん聞きました。
全国で日々試行錯誤しながら、就労支援の実践の携わる方々と、よい実践を共有する機会をこれからも持ちたいと思います。
参加してくださった皆さま、ご登壇いただいた皆さまありがとうございました。
執筆:森屋 直樹| カテゴリ: 県版障害者ジョブコーチから| 掲載日時:
森屋です。
週末JC-NETジョブコーチ養成研修に顔を出してきました。
今年度は、養成研修のプログラムの検討委員に加えて下さり、人材育成について、現場で求められていることや効果的な学習方法について考えさせられる1年でした。
養成研修は43期生でした。
企業在籍型職場適応援助者の受講者が多く、企業の方々の関心が高まっていることを年々感じます。
山梨県からの参加者はおりませんでしたが、ゆかりのある方々も多く、心地よいひとときを過ごすことができました。
今回のプログラムは、認知機能に着目した行動観察など、これから就労支援のテーマになっていくような内容を体験してもらっています。
受講者には難しかったかもしれませんが、よい気づきになっていただけると幸いです。
15年ほど前に、精神障害者社会適応訓練事業の協力事業主に、自己流で認知機能の説明をしていた頃を思い出ながら、障害者雇用が着実に進んでいることを感じます。
その反面、実行力の強い支援技術の研修を磨き上げていかなければならないと思います。
検討委員のメンバーとよりよいプログラムを組み立てていきたいと思います。
いつも思うことですが、養成研修は講義・演習・実習を含めた6日間の長丁場の研修です。
事務局の皆さんや協力してくれている大妻女子大学の学生の皆さん、講師やトレーナーの皆さん、支援機関や企業からの受講者の皆さん、それぞれ大変な思いをされて参加していると思います。
人を支援するのは人であり、全ての人のことを想いながら、自分のできることを精一杯やっていこうというモチベーションを参加するたびにいただいております。
皆さま、お疲れさまでした。