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はたらき甲斐と事業主の気持ち

執筆 : 森屋直樹|カテゴリ : 就業支援の担当者から | 2011年07月06日 n-moriya

 すみよし障がい者就業・生活支援センター 森屋です。

 今回は、障がいのある方のはたらき甲斐と事業主の気持についてお話しをしたいと思います。

 最近まで、当センターでは窓口対応と事務補助のために50代後半の女性を期限付きでしたが雇用しておりました。事務職や介護職を経験され、数年前に脳梗塞となり、後遺症で片麻痺があり、身体障がい者手帳2級をお持ちの方でした。

 窓口対応と事務補助の業務、及びパソコンの打ち込みができる方を募集し、採用いたしました。少しで恥ずかしい程度でしたが、リハビリテーションのための通院日を確保することや靴を履くための椅子を用意するなど、事業主として、彼女がはたらきやすい環境整備を心がけました。採用後彼女はパソコン入力や資料作成、電話対応などを片腕で行ない、脳梗塞後に仕事をしておらず、ブランクからくる仕事の勘が戻らないことをしきりに気にされていました。


当センターに勤める前に、パソコンの職業訓練を修了されていました

 この方を採用したよい効果として、昨年度は、当センターのスタッフが7名おり外回りの仕事が多かったため、事務所にいるこの方のおかげで私たちに一体感が生まれました。

 気になったこととしては、片腕なので電話のメモを一旦記憶し、電話を切ったのちにメモをするため、名前などの一部を間違ってしまうことがありました。とはいえ、合わせて要件や電話番号等のメモもあったので、困るようなことはありませんでした。
 困ることといえば、映画好きで公開直後に大概観ているのですが、結末を言ってしまうことが私にとっては困ったことで、これは厳重に注意させていただきました。とても明るく社交的でチャーミングな方で、「はたらけるとは思っておらず、実際にはたらくことができてとても嬉しいです。医師も、はたらくようになって身体の運動機能が向上し驚いていた」と言っておられました。

 
中央の位置を紙サイズに合わせる機能が付いたパンチを使用

 私たちは、事業所に対し、利用者の障がい特性に配慮した環境の整備を提案し、安心してはたらける環境作りを目指していきます。今回は、事業主さまのお立場では仕事の効率も事業運営には大切であることを学ぶことができました。

 はたらくことは、楽しいことばかりではありませんが、この方のように、はたらくことに喜びを感じられる人と仕事ができたことは、幸せな経験であったと思います。

 今後も障がいのある方々と事業主の方々に、はたらき甲斐が感じられるような支援を展開していきたいと思います。

 

事例紹介のページ更新しました「源泉湯 燈屋(あかりや)」様

執筆 : 森屋直樹|カテゴリ : 就業支援の担当者から | 2011年07月01日 n-moriya

 すみよし障がい者就業・生活支援センターの森屋です。

 
 事例紹介のページを更新いたしました。 ⇒「源泉湯 燈屋(あかりや)」様の事例紹介はこちら
 
 ジョブコーチとは、障がいのある方の就労にあたり、できることとできないことを事業所に伝達するなど、障がいのある方が円滑に就労できるように職場内外の支援環境を整える人のことを指します。ジョブコーチは、障がいのある方と雇用主それぞれに対して支援しています。支援内容は、障がいのある方本人に対しては、人間関係や職場内のコミュニケーション、労働習慣や遂行能力、通勤になど関わる支援です。また、雇用主に対しては、障がいに関わる知識、職務内容の設定、職務遂行に関わる指導方法、従業員との関わり方の支援です。ジョブコーチ支援の最終目標としてナチュラルサポートといいますが、「職場の従業員が障がいのある方に代わって、障がいのある方の就労継続に必要なさまざまな支援を、自然にまたは計画的に提供すること」を目指しています。
 
 少し難しいことを書きましたが、事例紹介のページに掲載するのは、ジョブコーチを活用し、地域に密着したスピリットのある(信念のある)事業所の実践報告です。指導者の方が一緒にはたいている写真が素敵だと思います。
 
はたらく障がいのある方と雇い入れている事業所の取り組みをご覧下さい。
 
ご協力いただいた事業所の皆さま、ありがとうございました。
 
人の心に燈を灯しましょう。。⇒「源泉湯 燈屋(あかりや)」様の事例紹介はこちら

福島県と山梨県

執筆 : 森屋直樹|カテゴリ : 就業支援の担当者から | 2011年06月29日 n-moriya

  すみよし障がい者就業・生活支援センターの森屋です。

 今回は、障がいがあっても社会性の高さは大切であると感じたことと、福島県の人の優しさに触れたお話しをしたいと思います。

 先日、当センターの利用者の就職面接に同行し、適性検査等、厳正な審査・選考の結果、内定をいただけました。

 事業所側からは、内定者の精神障がいの特性に配慮した勤務体制のご提案などがあり、安心して働くことができる環境を用意していただけました。

 この事業所は、もともと南相馬市を拠点に事業を展開してきたそうですが、今回の震災以降も事業を継続させるために、ここ、山梨県に百数十名ほどの従業員で移転してきたばかりだそうです。

 面接官ご自身も数日前に山梨県に赴任してきたばかりとのことで、連日の暑さに舌を巻いておられました。今日は、甲州市勝沼で38.5度、甲府市でも38.1度ありました。全国的にも有名な山梨県の暑さですが、乗り切っていっていただきたいと思います。

 就職面接が終わるころ、今回の震災の話となりました。

 今回内定を頂いた利用者は、震災後すぐに『何かしなくては!』と友人と相談し、一万円を募金したそうです。

 当センターの他の利用者にも、同様に自分に何ができるのかを考え、実際に行動している方々がいます。お互いさまの精神、思いやりの心等、社会的な意識の高い利用者が多く、その行動力には敬服します。

 面接官の方々も大変感服されたご様子で「被災地を代表して、お礼します。」と、頭を下げておられました。

 その後も、緊張していた私たちに南相馬市のお祭りの話や、山梨県との共通点について話して下さり、とても優しいお気遣いをいただきました。

 みなさん、山梨県もいい県ですよ。今回は障がい者雇用で関わらせていただきましたが、今後は内定者の成長とともに山梨県の地で安心して事業を展開していただけるようご支援してまいりたいと思います。


 

お知らせ・企業向け情報アップしました

執筆 : 森屋直樹|カテゴリ : 就業支援の担当者から | 2011年06月24日 n-moriya

すみよし障がい者就業・生活支援センターの森屋です。

 今回は、平成23年7月21日(木)13:30から15:30に雇用・能力開発センターで開催される「平成23年度事業主ワークショップのご案内」をお知らせ・企業向け情報にアップいたしました。
 
山梨障害者職業センターでは、事業主支援の一環として、事業主ワークショップを企画しておられます。この企画は、障がい者の雇用に関して共通の問題を抱えている企業同士が、グループワーク方式により意見交換を行うことを通して、雇用管理上の課題を発見したり、その解決へ向けた糸口を掴んでいただくことなどを目的としております。今回は、当センターも共催し、お手伝いをさせていただいております。
 
障がい者雇用率制度について、いつかお話しをしなくてはいけないと思いますが、医療分野においても障がい者雇用の促進が求められていております。今回は、医療分野において障がい者雇用を実践されている方の講話を聞き、意見交換会を行います。参加対象者として、医療分野における障がい者の雇用管理をされている事業所の方、これから医療分野において障がい者の雇用管理を検討される事業所の方となります。少人数で細かいお話しもしたいと思いますので、3社から5社(各1名から2名程度)の募集となり、先着順とさせていただこうと思います。
 
詳しくは、企業向け情報の欄をご覧ください。⇒こちら
 
大都市では、同職種の事業所の方が集まり、障がい者雇用について話し合う機会が多いと聞きます。山梨県は人口が少ないですが、お互いの顔が見え、連携しやすい県だと思います。このような機会を通して、それぞれの事業所様が安心して障がい者雇用に取り組み、山梨県の障がい者雇用が促進されるよう、これからも支援していきたいと思います。
 
 

平成23年6月22日(水)開催 第33回IPS勉強会のご報告

執筆 : 森屋直樹|カテゴリ : 就業支援の担当者から | 2011年06月23日 n-moriya

すみよし障がい者就業・生活支援センターの森屋です。

今回は、当センターで定期的に開催しております「IPS勉強会」のご報告です。

 今回、平成23年6月22日(水)18:30から20:00、甲府市下飯田にある「ゆたか訪問看護ステーション」様にて第33回目IPS勉強会を開催いたしました。甲府では日中35度になる猛暑日でしたが、10名の参加がありました。今回の発表者は私でした。

  
勉強会の開始前、内藤さんネタその1、キツネ 
ネタその2、ハト
 
  
  『ワーキングライフ』第4章、援助つき雇用へのIPSアプローチについてのまとめ発表と、ナカポツセンターの実践や指針について話し合われました。また、クライアントの自己決定の考え方について、2名の医師を中心に議論がなされ、現場の支援者からは、介入のタイミングについて意見交換がされました。当センターもこのような議論を重ねながら、医療チームとも一体化した支援を構築し、展開していきたいと思いました。
自己実現について様々な意見が出ました
 
 障がい者があたりまえに社会で仕事をして、生活し自己実現できる社会の実現と、それを支援する私たちが研鑽できるように、また会を重ねていきたいと思います。
 
 ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
 
 次回は、7月27日(水)18:00から20:00、場所は検討中ですので、決定し次第、このサイトの支援者向けのお知らせでご案内をいたします。『ワーキングライフ』第5章、IPSの研究です。発表者は、公益財団法人住吉偕成会リカバリーセンター「すみよし」すみよし作業センター工藤忠誠様です。
 
また勉強会の報告をしていきたいと思います。
 
 
 
 IPS勉強会についてのお問い合わせは、
 
   すみよし障がい者就業・生活支援センター  (055)-221-2133 森屋まで
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